このホームページは、ブログ「折畳自転車はじめます」の記事を整理したものです。
機械式Compoの比較で、SuperRecordは5アームの2013モデルになります。主流は電動になってきているので、変速性能の評価などは役に立たないかもしれません。
Sramのブレーキキャリパーの代わりにTRP R970SLを使用していますので、Sramのブレーキ性能は未評価とします。また、チェーンおよびケーブル類はShimano Dura-Ace9000、チェーンリングはSISL2を使用しています。
項目 | Sram Red 22 | Dura-Ace9000 | SuperRecord'13 | コメント |
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変速性能 | 問題無 | 良好 | 問題無 | Shimanoは異次元!! |
制動性能 | 未評価 | 良好 | 良好 | レースでは100Km/hで下るわけですから |
ブラケット | 好みによる | 問題無 | 良好 | Sramは掌部分がややふくらみ手に密着する |
ブラケットブレーキ | 調整可 | 調整可 | 問題無 | Shimanoは手の小さい人でも可 |
下ハンブレーキ | 調整可 | 調整可 | やや遠い | Shimanoは手の小さい人でも可 |
ブラケットシフト | 問題無 | 問題無 | 問題無 | 上り5段下り3段の機能でCampagnolo |
下ハンシフト | 良好 | 問題無 | 下り変速難 | 慣れればSramがベスト |
スプロケット | 軽量 | 普通 | 普通 | 軽量+32TでSram |
ミッドケージRD | 有 | Ultegra使用 | 無 | 32Tが必要ならSram |
コンポ重量 | 軽量 | 普通 | やや軽量 | 重量でSram、性能でShimano |
UCIの6.8Kg制限のないアマチュアには軽量なSramは魅力的です。特に私のように体力の劣る人間にとって32Tの存在は心強い助っ人になります。ブレーキキャリパーやクランクにサードパーティー製を使用しているのは単にSramより軽いからで、性能がどうという事ではありません。ブラケット形状は手の大きい人に適している感じですが、調整機構が付いているので何とかなります。Shimanoから下位グレードに34Tのスプロケットが発売されましたが、32Tの設定でそのまま使えました。ただし、リアディレーラーハンガーの負荷は大きくなっているかもしれませんから自己責任です。
「いつかCampa!」、重量でSramに、変速性能でShimanoに負けている現在、一度使えば満足かな?と寂しくなります。上り5段下り3段のウルトラシフトをアピールできない電動ではどうなのでしょう。
Shimanoの変速性能は異次元です、登りでトルクの掛った上り変速でもコチッ、スッと音もなく変速してゆきます。Vergeには純正ではないTokenの10速カセット用11速スプロケットが付いていてこの評価ですから、リアディレーラーのプーリーの遊びに秘密が有るのかもしれません。となるとサードパーティー製のビッグプーリを使うとどうなのだろうと興味がわきます。ブレーキ性能はキャリパーとレバーを組合せて評価する必要が有りますが、Verge標準ホイールのアルミリムでも秀逸な制動感を得られます。
結論としては、重量を気にしないのであればShimano以外に選択の余地はありません。次回、購入するなら9170電動・油圧ディスクブレーキ仕様でしょう。