このホームページは、ブログ「折畳自転車はじめます」の記事を整理したものです。

ハンドル周りのカスタマイズ

ハンドル周りのカスタマイズはライディングポジションを調整する為に行います。

Verge X66dでは、工具無しで折畳むためにAndros Stemを使用し、長さ290㎜、前傾角6度のハンドルポストを組合わせています。ステムを水平にセットした場合、トップチューブ535㎜、ステム長100㎜、シートポストセットバック25㎜のロードバイクと比較してやや遠い感じです。

mk2以降、軽量化のために「折畳時に工具が必要」と条件を緩和しました。mk2ではアルミ製のハンドルバーTNI Neoclassic barを採用し軽量化、mk3では更なる軽量化と振動吸収性の改良を狙いカーボン製ハンドルDeda Superleggeraに交換しています。カーボンロードが5.5Kg前後に対し、ここまで軽量化しても重量は9.7Kgがやっと、あまり軽量化しても意味がないのでcdでは実用性を重視してAndrosステムに戻しています。

ハンドルポストの取付はロードバイクのステム取付と同じ工程です。折畳部を開けてセンターのボルトを6~8Nmで締め、サイドのネジを8~10Nmで締めて固定します。折畳部には鳴き防止にグリスを塗布します。

アンドロスステムの取付は固定した状態で6~12Nmで締めます。左右用に2つあるパーツはロックが掛る切れ込みがある方が左側ですので間違えないように取付けます。確実にロックできることを確認しましょう。

純正パーツの取付方法や締付トルクは本体に付属する「整備に関する指示」に記載されていますので熟読してから作業しましょう。

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